・金華山山頂の南面、大きな岩壁が通称“奥壁”である。
岩戸の岩場でトレーニングをしていて、“奥の壁に行くか”というとからクライマー仲間では奥壁と呼ぱれる様になった。正式には金華山立壁とか言うそうである。
スケールは高等差40m〜50m位。

(1)旧ルート
最初に開かれたルートなので旧ルートと呼ばれる。岩壁の左の端のルートで、短く20m位で切って3ピッチである。1ピッチ目、樹林の中から取りつく。上部がホールド細かく、斜度強く、悪い。20m 4級。
2ピッチ目、斜度緩くなり容易、チムニーの上でピッチを切る。20m 2級。
3ピッチ目、チム二一をまたいで上部岩壁へ容易。 25m 2級。

(2)チムニールート
旧ルートの右がら取りつく。1ピッチ目が非常に脆く、要注意である。大きな岩が動くので一つ一つ確認しながら登る。30m3級。
2ピッチ目チムニーに入る。チムニーに入れば容易で旧ルートと合流。10m4級。

(3)ハングルート
1ピッチ目、チム二一ルートの1ピッチ目を登る。2ピッチ目、核心部ハングである。テラスから左へりにそってハーケンが連打されており、アプミラダーの人工登攀で、ハングを越すと旧ルートに合流。15m A2。

(4)ポルトルート
穂高屏風岩や谷川岳一の倉で初めてボルトハーケンが使用され、その話を聞いた岐阜登高会メンバーが鉄工所でポルトを作らせ、そのテストを兼ねて作られたのがこのボルトルートだそうである。
核心部はボルト連打のアプミのがけがえの人工登撃である。取りつきは墓部テラス、左側のリスもない一枚岩を直上している。40m A14級。

(5)凹角ルート
基部のテラスの左上の四角を直上する。残置ハーケンが錆びて便えなくなっているものが多く、打ち直しが必要である。40m 4級。

(6)フェイスルート
基部テラスがら、直上するルートで、全体が垂壁で難しいルートである。ホールドは細かいながら豊富である。
40m 4級+〜5級。

(7)新ルート
最も新しいルートなのでそう呼ばれている。基部テラスがら右側のスラプ状の部分を右上する。岩が堅く快適である。右上が終わり、直上になるど垂壁となるがホールドは豊富である。松の木のあるテラスまで40m 4級〜4級+
ここからアップザイレンで基部テラスヘ下るが、上へ登る場合は5m程でブッシュに入る。そのまま山頂まで登るか、ブッシュの中を左ヘトラバスして、壁の左を下りるがである。



●アプローチ●
奥壁に行くには岩戸の滝付近に車を駐車し、日野達目へ行く道を登り、峠に出る。峠から金華山への道を登る。途中奥壁が良く見えるちょっとした岩場を通る。
それを過ぎて、コルの様な所に出る。
コルがら右手、奥壁方面に微かな踏み跡があり、それに入る。途中道は不鮮明になるが沢に向がって下る。沢を横切って少し登ると岩壁の基部に出る。ツプラジイの樹林の中でここが旧ルート、チムニー、ハングルートの取りつきである。さらに基部を右へ登って行くど基部テラスに出る。
なお、全体に残置ハーケンが古く、打ち直すつもりで登った方が良いように思う。


遊歩道より奥壁入口